今日は、私が実際に体験した「エンジン式草刈り機のエンジンが始動しないトラブル」と、その解決までの流れをご紹介します。
■ 状況
私が使用している草刈り機は、2025年1月に購入したエンジン式のものです。
燃料を使い切るまで運転したあと、そのまま半年間放置していたのですが、いざ使おうとしたところエンジンがかからなくなってしまいました。
■ ガソリンエンジンの三要素
エンジンが始動するためには、次の3つの要素が必要です。
- 良い混合気(燃料と空気の混ざり具合)
- 良い圧縮
- 良い点火(スパーク)
この3つのどこに不具合があるのかを一つずつ確認していきます。
■ 点検作業
まず「3.良い点火」から確認しました。
スパークプラグを外し、ボディにアースさせてリコイルスターターを引いてみると、しっかり火花が飛んでいました。
次に「2.良い圧縮」。
スターターを引いたときの抵抗感も問題なく、圧縮は確保できていると判断しました。
残る原因は「1.良い混合気」です。
プライマリーポンプを押すと燃料は送られてきていましたが、キャブレター内部での詰まりが疑わしい状態です。
■ キャブレターのオーバーホール
そこでキャブレターを分解し、キャブレタークリーナーで通路を洗浄。
ガスケットやダイヤフラムに破れがないかも確認し、慎重に組み立て直しました。
いわゆるキャブレターの「オーバーホール」作業です。
しかし、残念ながらエンジンは始動せず…。
■ 新品キャブレターに交換
最終的にキャブレターそのものが劣化している可能性が高いと判断し、新品キャブレターに交換しました。
すると、今までの苦労が嘘のようにエンジンが一発で始動!
やはり長期間放置していると、キャブレター内部のゴム部品や通路が劣化・詰まりを起こしてしまうようです。
■ まとめ
今回の教訓は、
- 草刈り機を長期間保管する場合でも、定期的にエンジンをかける
- それが難しいときは、次のシーズンに備えてキャブレターの清掃や交換を想定する
という点です。
結果的にキャブレター交換で復活しましたが、同じような症状でお困りの方は「燃料・圧縮・点火」の3要素を順番に点検してみると原因が見えてきます。













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